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2023年6月27日ネットの話題
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2023年6月27日のトレンド
タバコ休憩
- 労働基準法によると、労働時間とは「労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間」を指す。
- つまり、タバコ休憩中も使用者の指揮命令下に置かれていると評価できるならば、労働時間。
- 裁判例では、タバコ休憩を労働時間にあたるとしたものと、あたらないとしたものの両方ある。
- タバコ休憩を労働時間にあたるとした裁判例では、店舗内で喫煙していたとしても、何かあればすぐに対応できる状態だったから、労働から完全に解放されているとは言えないという理由。
- タバコ休憩を労働時間から除外できる裁判例では、喫煙場所が仕事場から離れており、喫煙のために一旦外に出ると戻るまでに相当の時間(判例では10分前後)を要す事例では、喫煙場所までの往復及び喫煙時間について使用者の指揮命令下から離れたものとみなした。
- 労務管理としては、タバコ休憩が労働時間にあたる場合は、労働基準法に定められた規制(1日8時間、1週40時間を超えて働かせることや割増賃金を支払うことなど)を受ける。
- タバコ休憩が労働時間から除外できる場合は、その分の給与を控除することができる。
- タバコ休憩が頻繁にとられたり、その時間が長かったりすると、職場内で非喫煙者から不平・不満が出る可能性がある。
- 喫煙者はモラルを持って最低限の範囲に留めることや、ニオイ対策をすることが求められる。
- 喫煙の頻度があまりにも高い、一回あたりの時間が長い等、明らかにモラルに欠けている喫煙者に対しては、会社として「職務専念義務」「安全配慮義務」の観点から指導対象となり得る。
ドローン旋回中
- ドローン旋回中は、櫻坂46の6thシングル『Start over!』に収録されたカップリング曲。
- 田村保乃がセンターを務めており、MUSIC VIDEOはYouTubeで公開されている。
- MUSIC VIDEOでは、ドローンを使って片想いの相手を追いかける男子高校生の姿が描かれている。
- 櫻坂46は、2020年10月14日に欅坂46から改名したアイドルグループ。
- 2023年6月28日に6thシングル『Start over!』をリリース予定。
人類史上最も怖かった映画
- 映画ファンが「これは怖い」と評価するホラー映画を紹介するものです。
- 科学的に算出した史上最も怖い映画トップ3は以下の通り。
- フッテージ(2012年)
- シンイスター(2012年)
- ババドック(2014年)
マンション節税防止
- 国税庁がマンションの相続税の算定方法を見直す方針を固めた。
- 現在は、マンションの階数が高くなるほど、価格が下がるという仮定で税額を算出している。
- これは現実と乖離しているという指摘がある。
- 新たな算定方法では、マンションの階数や立地などに応じて、価格を柔軟に反映する。
- これにより、高層階や都心部のマンションの所有者は、相続税の負担が増える見通し。
東北大学
- 政府が設置した10兆円規模の「大学ファンド」は、世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大学」に認定された数校を助成する。
- 運用益の目標は年3000億円で、研究施設の整備や優秀な研究者の獲得、博士課程の学生への支援などに充てられる。
- 文部科学省の有識者会議が、認定校の候補を東京大、京都大、東北大の3校に絞ったことが報道された。
- 現地視察を実施したうえで、最初の認定校を2023年秋ごろに決める予定。
- 審査は、研究論文数の実績に加え、変革への意思を特に重視する。
新入社員
- 大卒新入社員の1割は、入社1年目で離職している。
- 離職の理由の一つは、職場での成長の機会がないこと。
- 働き方改革でホワイト企業を目指す会社が多いが、若手社員には負荷の低い事務作業や研修が多く、やりがいやスキルアップを感じられない。
- やりたい仕事ができるのは、入社10年以降という現実に失望する新入社員もいる。
- 一方で、ベンチャー企業や外資系企業では、若手社員にも責任ある仕事を任せることが多く、成長意欲の高い人材を引き寄せている。
電動キックボード
- 電動キックボードは、7月1日から新たな移動手段として位置づけられる改正道路交通法が施行。
- 最高時速20キロ以下や車体の大きさなどの基準を満たす電動キックボードは、特定小型原動機付自転車として、自転車と同様の交通ルールが適用。
- 運転免許やヘルメットの着用は必要なく、16歳以上であれば公道を走行できる。
- ただし、ナンバープレートや緑色の最高速度表示灯などの装備が必要。
- 最高速度を時速6キロまでに制御できる電動キックボードは、特例特定小型原動機付自転車として、歩道や自転車専用道路も走行できる。
- 交通違反は反則切符や反則金の対象となり、繰り返すと安全講習が求められる。
- 事故防止のためにも安全運転を心がける必要がある。
- この制度改正のねらいは、電動キックボードを手軽な移動手段として利用しやすくするとともに、交通安全の確保に努めること。
とらや
- 静岡県で約30店舗を展開するバラエティストア「とらや」が、2023年9月下旬までに全店を閉店すると発表した。
- 理由として、石川善規代表取締役は「社会環境の変化や経営環境の厳しさ」と説明。
- とらやは1953年に創業し、肌着、靴下、衣料、雑貨、食品などを取り扱っていた。
- アプリのポイントや商品券は店舗の最終営業日で取り扱いを終了する。
- 各店舗は9月下旬までに順次閉店する予定。
横断中に男女2人はねられる
- 26日午後2時15分ごろ、成田市飯仲の国道51号と市道が交わる交差点で、横断歩道を歩いていた男女2人がトラックにはねられた。
- 高校生とみられる女性は頭を打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
- 19歳ぐらいの男性も重傷を負い病院に搬送された。
- トラックを運転していた埼玉県久喜市東大輪の日下部孝延容疑者(63)は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕された。
- 容疑を認め、「赤信号に気付くのが遅れた」と供述した。
- 交差点は信号のない十字路で、事故現場周辺では一部の車線が規制された。
- 道路には2人が履いていたとみられる靴や車の破片が飛び散っていた。
飲酒運転
- 飲酒運転で懲戒免職となった宮城県の県立高校元教諭の男性が、退職金約1720万円全額を不支給とした県教育委員会の処分の取り消しを求めた訴訟。
- 最高裁第3小法廷は27日、2審・仙台高裁判決(2022年5月)を変更し、退職金約510万円の支給を認めない判決を言い渡しました。元教諭の逆転敗訴が確定。
- 元教諭は2017年、高校の歓迎会で飲酒し、帰宅途中に物損事故を起こして酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。
- 飲酒運転をしないよう注意喚起があったにもかかわらず、飲酒は約4時間に及び、帰宅には20キロ以上の運転が必要だったとされます。
- 最高裁判決は、「重大な危険を伴い悪質。全額不支給の判断に裁量権の逸脱や乱用はない」としました。
- 1審・仙台地裁判決(2021年12月)は、退職金には生活保障の性質があるとして不支給処分を取り消し、2審は全額ではなく3割の支給が相当としていました。
- 飲酒運転をした公務員の退職金支給を巡っては職種や態様によって司法判断が分かれています。
- 実家で飲酒後に約150メートル離れた自宅に帰る途中に物損事故を起こして懲戒免職となった長野県小諸市の50代の元職員について、最高裁は2月、退職金不支給とした市の処分を取り消した1、2審判決を支持しています。
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