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2023年7月21日のトレンド
松田直樹
- 横浜F・マリノスは、2011年に元選手の松田直樹さんが練習中に急性心筋梗塞で亡くなったことをきっかけに、AED(自動体外式除細動器)の普及活動に力を入れてきました。
- 先月10日、横浜F・マリノスがしんよこフットボールパークで行ったイベント中に、参加者の男性が意識を失い、心肺停止状態に。
- このとき、居合わせた横浜F・マリノスのスタッフ3人を含む6人が素早く119番通報し、AEDを使って救命措置を行いました。
- そのおかげで、男性は一命を取り留めました。
- 20日、横浜市の港北消防署から、救命措置に関わった6人に感謝状が贈られました。¹²³ 贈呈式では、松田さんの写真も掲げられました。
- 横浜F・マリノスのスタッフらは、「マリノスに携わる者として松田直樹選手のことは(心に)いつもあります」と語りました。
いずれ上がる
- 報道各社の世論調査によると、岸田内閣の支持率は2023年4月に最高の66%を記録した後、下落傾向。
- 最新の共同通信世論調査では、支持率は34.3%と発足後最低水準。
- 岸田首相は、20日に自民党の遠藤利明総務会長と官邸で会い、支持率の低下について「上がったり下がったりするものだ。いずれ上がる」と述べた。
- マイナンバーカード問題や物価高などが支持率に影響しているとみられますが、首相は強がりを見せた。
- 岸田首相の支持率が高かった時期には、バイデン米大統領との首脳会談や中国やロシアへの対応など、外交や安全保障での取り組みが評価されていた。
- しかし、国内の経済や社会問題に対する対策が不十分だと感じる人も多く、参院選に向けて自民党の支持を広げることができるかどうかは不透明。
過去最大の赤字
- UUUMとは、ヒカキンやはじめしゃちょーなどの人気YouTuberが所属する国内最大のYouTuber事務所。
- しかし、2023年5月期の決算で、売上高は230億円(前期比2.1%減)、営業損益は1.9億円の赤字(前期は9.7億円の黒字)と、上場以来初の赤字に転落した。
- 最終損益も10.5億円の大赤字に。
- 赤字の原因として、以下のような要因が挙げられている。
- YouTubeショートの再生回数増加に伴い、通常の動画の再生回数が想定を下回ったことで、YouTube広告収入が減少した。
- インフルエンサーマーケティング市場の急拡大に対応できなかった。
- スマホゲーム事業の開発期間が延びた。
- P2Cブランド(YouTuberらを起点としたブランド商品)の棚卸資産評価損を7億円弱計上した。
- これらの状況を打開するために、UUUMは人員削減や事業整理などの収益立て直し策に着手する。
- また、ショート動画市場への対応も強化する。
消費者物価指数
- 消費者物価指数とは、家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる指標。
- 先月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月より3.3%上昇。
- 5月の上昇率3.2%と比べると0.1ポイント上昇。
- このうち「生鮮食品を除く食料」は9.2%上昇。
- これは、原油や穀物などの資源価格の高騰や円安の影響で、輸入食料品のコストが上昇したことが主な要因。
- 他にも、物価上昇に影響する要因として、以下のようなものが挙げられる。
- コロナ禍で需要が減少したサービス業などで、需要回復に伴う値上げや人件費の反映が進んだ。
- ショート動画やオンラインゲームなどのデジタルコンテンツの需要増加による値上げや新規料金導入があった。
- 日米の金融政策の違いにより、円安・ドル高が進行し、輸入品の価格が押し上げられた。
- 消費者のインフレ期待が高まり、値上げに対する抵抗感が低下した。
ビッグモーター現役店長
- ビッグモーターとは、中古車販売大手の会社。
- しかし、同社は自動車保険の保険金を水増し請求していた問題で、社会的な信用を失っています。
- 水増し請求とは、事故車を修理する際に、わざと車体に傷をつけたり、不要な部品交換をしたりして、損害保険会社に保険金を過大に請求すること。
- これは不正行為であり、法律に違反している。
- 同社は2023年7月18日に、少なくとも1275件で不正が見つかったと認めた。
- これまで伏せてきた外部の弁護士らによる特別調査委員会の報告書も初めて公表した。
- 兼重宏行社長ら経営陣は報酬の自主返上を決めた。
- しかし、一連の報道が出た後も、同社の現役店長が「ノルマを達成するよう」指示が出ていたことを明かした。
- また、幹部が罵詈雑言を投稿していた過去のLINEを本部が削除する作業も始まった。
大規模買収事件
- 河井克行元法相が2019年の参議院選挙で広島県内の地元議員など100人に現金を渡して票の取りまとめを依頼したとして、公職選挙法違反(買収など)罪に問われた事件。
- 河井元法相は2020年8月に無罪を主張していましたが、今年3月に一転して起訴内容を認め、議員辞職を表明した。
- しかし、6月18日に東京地裁は懲役3年、追徴金130万円の実刑判決を言い渡した。
- 河井元法相は判決を不服として控訴しましたが、10月21日に控訴を取り下げて刑が確定した。
- この事件は政治の信頼を揺るがす事態となり、自民党や政府は深刻に受け止める必要があるとの声が上がっている。
- 特に、自民党本部から河井元法相の妻である案里元参院議員に提供された1億5千万円の資金の原資については、安倍晋三前首相や二階俊博幹事長などが説明責任を果たすべきだという主張がある。
- この事件はまだ終わっていません。
- 河井元法相から現金を受け取った地元議員ら100人全員については不起訴となったが、東京検察審査会に審査が申し立てられており、刑事処分の可能性もある。
- また、河井元法相の地盤だった衆院広島3区では、「政治とカネ」が選挙戦の争点の一つとなっている。
竜巻で損傷
- 米製薬大手ファイザーのノースカロライナ州にある工場が、19日に発生した竜巻によって大きな被害を受けた。
- この工場は、米国の病院で使われる注射器型の薬の約25%を製造する世界最大級の工場で、麻酔薬や鎮痛剤、抗感染症薬など幅広い種類の薬を作っている。
- 竜巻は工場の屋根を破壊し、16人がけがを負った。
- 工場で働く約4500人の従業員は全員無事だったが、製造停止が長く続けば薬不足につながるリスクが懸念されている。
- ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は20日、ツイッターで「できるだけ早く再稼働できるように最善を尽くしている」と投稿した。
- ファイザーは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンも開発しており、世界中で注目されている。
- この工場ではワクチンは作っていませんが、ファイザーはワクチンの供給に影響はないとしている。
ともに走り続けた、友へ。
- 2003年から20年間、TOKIOの楽曲「AMBITIOUS JAPAN!」が車内チャイムとして使われてきましたが、2023年7月21日からはUAの「会いにいこう」に変わる。
- この曲はJR東海の新たなキャンペーンのテーマソングで、未来へ向かって進む人々を応援するメッセージが込められている。
- TOKIOの国分太一さんは、自身のツイッターで「新幹線 お世話になりました こちらこそ」と感謝の言葉を述べ、「#ありがとうAMBITIOUSJAPAN」というハッシュタグを添えた。
- このハッシュタグは多くの人が使っており、TOKIOの曲に対する思い出や感想をシェアしている。
- ともに走り続けた、友へ。20年間の感謝を込めて、わたしたちからの手紙です。
段階的縮小・廃止
- 政府が実施している物価高対策の激変緩和対策について、経済財政諮問会議の民間議員が段階的に縮小・廃止するよう提言した。
- 激変緩和対策とは、コロナ禍で高騰している原油価格や電気・ガス料金が経済回復の重荷にならないように、石油元売りや電気・ガス小売事業者に補助金を支給して、消費者の負担を軽減することを目的とした政府の施策。
- この施策は、2022年1月から始まり、9月末までを期限としている。
- 民間議員は、賃上げや輸入物価の下落傾向にあることを背景に、経済・物価の動向を見極めつつ、対策の段階的な縮小・廃止を求めた。
- その上で、「低所得者や地域など重点を絞り、きめ細かく支援すべきだ」とした。
- また、コロナ禍で膨らんだ財政出動を平時に戻すよう求めた。
日本政府が保証
- ウクライナが世界銀行から15億ドルの融資を受ける。
- この融資は、日本政府が保証を提供する。
- ウクライナは、コロナ禍やロシアとの対立によって経済が苦しんでいるため、海外からの支援に頼っている。
- この融資は、社会保障や経済復興のために使われる予定。
- ウクライナのシュミハリ首相は、世界銀行や国際金融公社(IFC)からの支援に感謝し、改革を進めると述べた。
ONE PIECE DAY’23
- 『ONE PIECE』は、尾田栄一郎さんが描く人気の漫画で、海賊王を目指すモンキー・D・ルフィと仲間たちの冒険を描いています。
- この漫画は、1997年から連載が始まり、2023年で26周年を迎えます²。
- 「ONE PIECE DAY’23」は、2023年7月21日(金)と22日(土)の2日間にわたって、東京ビッグサイトとオンラインで同時開催。
- このイベントでは、漫画やアニメ、グッズやゲームなど、『ONE PIECE』のすべてが楽しめる。
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