目次
2023年7月6日のトレンド
橋りょう落下
- 6日午前3時ごろ、静岡市清水区の国道1号の「静清バイパス」の工事現場で、建設作業中の高架道路の土台部分の鉄骨が落下し、作業員ら8人がけがをした。
- 警察によりますと、このうち作業員1人の死亡が確認されたということです。
- 現場では、バイパス道路の上に高架道路を建設する工事が進められていましたが、建設中の道路の土台部分の鉄骨が長さおよそ50メートル、幅およそ5メートルにわたって落下し、夜間の工事にあたっていた作業員8人がけがをしたということです。
- 警察によりますと、現場には、作業員約20人と警備員10人ほどがいたということです。
- 事故の原因はまだ不明ですが、クレーンで吊った時に橋桁落下したと思われるという報道もあります。
- 現地では爆音や煙などが目撃され、周辺の交通は大渋滞になっています。
- この事故については、引き続き調査が行われる予定です。
安倍元首相銃撃
- 去年の7月8日、安倍晋三元首相は奈良市の近鉄大和西大寺駅近くの路上で選挙演説中に銃撃され死亡した。
- 事件から1年になるのにあわせて、自民党奈良県連の有志などで作る団体は追悼の場を設けようと現場近くに献花台を設置することを明らかにした。
- 献花台は8日と9日の2日間、午前9時から午後5時まで受け付けます。安全上の理由から供え物は花のみとし、気象警報が発表された場合は中止するということ。
- また、有志団体は今月1日に、事件現場から約5キロ東に離れた同市内の「三笠霊苑」に安倍氏をしのぶ慰霊碑「留魂碑(りゅうこんひ)」を設置した。
- 慰霊碑は安倍氏の遺族から了承を得ており、8日も一般参拝者に開放していますが、周辺は道路幅が狭く駐車場に限りがあるため、有志団体は公共交通機関での参拝を呼び掛けている。
- この事件については、警察が捜査を続けていますが、犯人や動機などは依然として不明。
環境活動家
- スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、気候変動に対する抗議活動を行っていることで知られている。
- 今年の1月17日、グレタさんはドイツ西部の炭鉱をめぐる抗議活動に参加しましたが、警察に一時拘束された。
- 現場では、炭鉱の拡張とそれに伴う廃村に反対する気候変動活動家らが、先週から抗議活動を行っていましたが、建設中の道路の土台部分の鉄骨が長さおよそ50メートル、幅およそ5メートルにわたって落下し、夜間の工事にあたっていた作業員8人がけがをしたという。
- グレタさんは、活動家グループが同村から9キロほど離れた炭鉱ガルツヴァイラー2の「鉱脈に向かって走り出した」際に拘束された。
- グレタさんは逮捕されてはおらず、身分証の確認後に解放されたということ。
- 警察はまた、今回拘束された人々が起訴されることはないとした。
- グレタさんは拘束後、自身のツイッターで「私たちは犯罪者ではない。私たちは気候変動を止めようとしているだけだ」と書き込んだ。
- グレタさんは19日、スイスのダボスで国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長と面会した。
- グレタさんは気候変動問題に関する国際的な影響力を持つ存在であり、多くの人々から支持や賞賛を受けていますが、一方で批判や反発も受けています。 この事件については、引き続き注目される。
週刊文春
- 岸田文雄首相の最側近とされる木原誠二官房副長官(53)は、「週刊文春」を発行する(株)文藝春秋を刑事告訴することを発表した。
- 対象となるのは、7月5日(水)12時に「週刊文春電子版」配信及び、7月6日(木)発売の「週刊文春」に8ページにわたって掲載される記事「 岸田最側近原副長官俺がいないと妻がすぐ連行される衝撃音声 」です。
- この記事は、木原氏が婚外子を持つ愛人との関係や、愛人の元夫が自殺した事件について報じたもので、愛人や元夫の遺族、警視庁が事情聴取した重要参考人、捜査関係者などに取材した上で作成されたということ。
- 木原氏は、この記事は「事実無根」であり、「想像を絶する著しい人権侵害」であると主張し、記事の即時削除を求めた。
- また、木原氏の代理人弁護士は、「速やかに文藝春秋社及び記事掲載にかかる関与者について刑事告訴を行い、法治国家における、このような取材及び報道のあり方の公正さ、社会的相当性について公に問う」と述べた。
- 一方、「週刊文春」編集部は、「本件記事は、ご遺族、警視庁が事情聴取した重要参考人、捜査関係者などにじゅうぶん取材を尽くした上で、記事にしており、削除に応じることはできません」と反論した。
- また、「木原氏は、婚外子を巡る取材に虚偽の回答を小誌に寄せた後、それが明るみに出ると、取材を拒否。そして、本件記事では個別の事実確認に対して一切応じることなく、一括して『事実無根』として刑事告訴されるとのことです。政権中枢にある政治家のこうした対応に驚いております」と批判した。
暴力の連鎖
- 安倍晋三・元首相(当時67歳)が参院選の街頭演説中に奈良市で銃撃されて死亡した事件は、8日で発生から1年となる。
- 事件は、この国の社会や政治に衝撃を与えた。
- 事件の犯人は、元海上自衛隊員の山上徹也被告(41)。
- 山上被告は、自作の銃で安倍氏を撃ち、現場で逮捕された。
- 山上被告は、「旧統一教会の名を世に出し、教団をつぶしたかった」と供述し、社会の変革を狙った「政治テロ」との見方には否定的な反応を示している。
- しかし、ネットの一部では、山上被告を「社会を変えた英雄」として英雄視する見方が今もくすぶっている。
- この英雄視が生む「暴力の連鎖」に、専門家は危機感を抱いている。
- 昨年9月には、「社会を変える」として米国大使館に火薬を投げ入れようとした男が警視庁に逮捕された。
- 兵庫県警が今年2月に逮捕した男は、「山上被告を参考にして作った自作銃で殺す」と明石市長(当時)を脅迫するメールを送っていた。
- また、6月には岸田文雄首相が東京都内で刃物で襲われる事件が起きた。
- この事件の容疑者は木村祐一容疑者(36)で、ネットで「山上」と検索していたことがわかっている。
- 木村容疑者は、「安倍氏と岸田氏は日本を売り渡した」と主張し、「山上被告と同じことをしたかった」と供述している。
全衆院議員464人
- Smart FLASHという週刊誌が、全衆院議員464人にマイナカードの取得や紐づけについてアンケートを実施した結果を報じている。
- 記事によると、回答した議員の取得率は89.3%で、国民の取得率77.3%を上回っている。
- しかし、取得した議員のうち約3割が保険証や銀行口座との紐づけをしていないことが分かった。
- 特に、推進派である自民党や維新の会などの議員が紐づけをしていない割合が高く、その理由は手続きが面倒だったり、セキュリティ面で不安だったりするというものだった。
- 一方、野党では立憲民主党や共産党などがマイナカードに批判的で、取得率や紐づけ率が低かった。
- また、記事では、マイナカード普及の総責任者とも言える岸田文雄首相や河野太郎デジタル相、松本剛明総務相などの自民党の大物議員が、アンケートに回答しなかったことを指摘。
- 記事は、マイナカード問題は政権を揺るがす事態になる可能性があると警告し、政治家たちに問題意識を持って対応するよう求めてる。
商用利用禁止
- ThreadsはInstagramをベースにしたテキストコミュニケーションアプリで、Twitterと競合する可能性がある。
- 記事によると、Threadsの利用規約には「商業目的でThreadsサービスを活用すること」という禁止事項があり、これがTwitter上で話題になっている。
- この規約の記述は、企業が公式アカウントを作るなどの商用利用を制限するものと解釈できる。
- しかし、米Metaの日本法人であるFacebook Japanは、この規約は誤訳であり、正しくは詐欺など商用目的で悪用することを禁止するものだと説明しました。つまり、一般的な商用利用は問題ないということ。
- Facebook Japanは現在、規約の翻訳を修正中だとしている。
ソシオショック
- ソシオネクストは、富士通<6702>とパナソニックホールディングス<6752>の半導体設計事業を統合して2015年に設立された会社で、2022年10月に新規株式公開(IPO)を行った。
- ソシオネクストの筆頭株主である富士通とパナソニックHD、日本政策投資銀行が保有する全株式を海外市場で売り出すと発表。
- 売り出し株数は約1262万4800株で、発行済み株式数の37.5%に相当。
- 売却価格は未定で、11日から13日に決める予定。
- この売り出しは、富士通とパナソニックHDが非中核となる半導体関連の株式を売却し、成長事業に資金を振り向けるためのものと見られる。
- ソシオネクスト株の5日終値は2万1950円で、IPOの公開価格(3650円)を大きく上回っている。
- 終値ベースで計算すると3社合計の売却額は約2800億円規模になる。
- この売り出しの発表は、ソシオネクスト株に大きな影響を与えた。
- 私設取引システム(PTS)では5日の東証終値を一時2割超下回り、6日の東証市場ではストップ安売り気配となりった。
飲酒運転
- 大阪市西区で起きた電動キックボードとトラックの衝突事故。
- この事故では、電動キックボードに乗っていた男性が一時停止せずに交差点に進入し、トラックと衝突したということ。
- 男性からは基準値を超えるアルコールが検出され、警察は道路交通法違反の疑いも視野に調べている。
- けが人はいません。
- 電動キックボードは、7月1日から一定の基準を満たすと16歳以上であれば運転免許を持っていなくても利用できるようになりましたが、男性は免許を持っていた。
- 規制が緩和されてから電動キックボードの事故は大阪府内では初めて。
小学校校庭
- 宮城県栗原市で起きた小学校敷地内での軽トラックによる児童はねる。
- この事件では、運転手の男が殺人未遂容疑で現行犯逮捕されました。
- 児童3人は病院に搬送されましたが、命に別状はない。
めちゃイケ
- 夏まゆみ先生は、日本の振付師、演出家でした。
- 1962年3月23日生まれ、2023年6月21日にがんのため亡くなりました。
- 享年61歳でした。
- 夏まゆみ先生は、モーニング娘。やAKB48など300組以上のアイドルや芸能人のダンスを指導し、育てたダンス界の巨匠と呼ばれていました。
- 特にモーニング娘。のプロデューサーであるつんく♂とは、売れる前のシャ乱Q時代からの付き合いでした。
- 夏まゆみ先生は、吉本印天然素材というお笑い芸人の集団のダンス指導も担当していました。
- その中にはナインティナインや雨上がり決死隊などがいました。
- めちゃイケという番組では、岡村隆史が当時の失礼な態度を謝りに行った企画がありました。
- それは2000年12月9日放送の「岡村オファーが来ましたシリーズ」で、「岡村オファーが来ましたシリーズ 夏まゆみ先生に謝りに行きます」でした。
- 夏まゆみ先生は、治療と並行して書き上げた著書「人はいつでも、誰だって『エース』になれる! 心とからだが輝く72の言葉」を2023年3月に出版しました。
- これが遺作となりました。8月にはお別れの会が開かれる予定です。
コメント