目次
2023年8月19日のTwitter・Googleのトレンド
大阪IR
- 大阪府と市は、大阪・夢洲にIRを開業することを目指しています。
- 今年4月には、国土交通大臣から区域整備計画の認定を受けました。
- この計画では、IRの敷地面積は約49ヘクタールで、カジノの面積は約3.6ヘクタールとなっています。
- また、国際会議場や展示場、ホテル、シアター、レストランなどの施設も含まれています。
- しかし、IRの開業には様々な課題や反対意見もあります。
- 例えば、カジノによるギャンブル依存症や治安悪化の懸念、地元住民や関係団体との対話不足、コロナ禍での観光客減少などが挙げられます。
- こうした問題に対処するために、府と市のIR推進局は住民説明会を開いています。
- しかし、説明会では住民らから厳しい質問や批判が相次ぎ、紛糾する場面も見られました。
- 大阪のIRは、2027年に開業予定ですが、その前にはまだ多くの課題が残っています。
- IR推進局は、「地域との双方向の対話の場を設け、懸念の払拭を図る取組みを求める」としています。
腸チフス
- 国立感染症研究所でチフス菌を扱っていた研究者が、同菌に感染して腸チフスを発症した。
- 腸チフスは、チフス菌に汚染された水や食べ物を摂取することで感染する感染症で、高熱や下痢、発疹などの症状が出ます。
- 重症化すると意識障害を起こすこともあります。
- 治療には抗菌薬が用いられます。
- 感染した研究者は、11日に発熱や腹痛を訴えて医療機関を受診し入院しました。
- 15日に腸チフスと診断されました。直近の海外渡航歴はなく、実験室でチフス菌に触れた可能性もあるとされています。
- 保健所が詳しい感染経路を調査しています。
- 国立感染症研究所では、この研究者が使ったと思われる実験室やトイレなどを消毒しました。
- 職場で他に体調不良を訴えている人はいないということです。
節水呼びかけ
- 東京都の小池百合子知事が、東京の水源となる利根川水系のダムの貯水率が低下していることを受けて、都民に節水を呼びかけた。
- 利根川水系は、東京都の水道水の約7割を供給しています。
- しかし、今年の夏は関東地方が少雨傾向にあり、利根川水系上流の九つのダムの貯水率は平年よりも低くなっています。
- 特に、東京都の主要な水源である奥多摩湖や小河内ダムは、貯水率が約60%以下となっています。
- 小池知事は、18日の定例記者会見で、この状況について「厳しいところが出てきている」と述べました。
- そして、「節水へのご協力をお願いしたい」と都民に呼びかけました。
- 具体的には、洗面台やシャワー利用時の節水や、水道水を使わないで済むような工夫をすることを求めました。
- また、「一人一人の協力が大きな効果につながる」と強調しました。
- 今後の気象状況によっては、さらに貯水率が低下する可能性があるということです。
- そのため、小池知事は「今後も状況を注視していく」と述べました。
- また、台風7号が接近していることについては、「恵みの雨になることを期待したい」と語りました。
ゴミ捨て場の決戦
- アニメ『ハイキュー!!』の劇場版二部作『ハイキュー!! FINAL』の第一作目のタイトルとロゴが発表された。
- 『ハイキュー!!』は、古舘春一さんによるバレーボールを題材とした人気漫画で、2012年から2020年まで週刊少年ジャンプで連載されました。
- その後、テレビアニメ化や舞台化などもされ、多くのファンを獲得しました。
- アニメは、2020年に第四期『ハイキュー!! TO THE TOP』が放送され、高校バレーボール全国大会・春高の熱戦が描かれました。
- 昨年夏、原作10周年記念イベントで、第四期からの続編となる完全新作の劇場版二部作『ハイキュー!! FINAL』の制作が発表されました。
- そして、今年の8月19日には、『ハイキュー!!の日 2023 生配信特番』で、劇場版FINALシリーズ第一作目のタイトルが『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』と発表されました。
- ロゴも公開されました。
- “ゴミ捨て場の決戦”とは、原作の中でも最も人気のあるエピソードのひとつである、春高3回戦・烏野高校VS音駒高校のことです。
- 烏野高校は主人公・日向翔陽が所属するチームで、音駒高校は日向のライバル・影山飛雄がかつて所属していたチームです。
- 両チームは過去にも因縁の対決をしており、その際に音駒高校のコートを“ゴミ捨て場”と呼んだことから、この名前が付きました。
- この度、『劇場版ハイキュー!! FINAL』シリーズ第一作目として、『ハイキュー!! TO THE TOP』で描かれた稲荷崎高校戦に続くエピソードが映画化されることとなりました。
全店閉店へ
- JR東日本の駅構内にあるジューススタンド「ハニーズバー」が、2023年8月31日をもって全店閉店する。
- 「ハニーズバー」は、2007年から首都圏のJR駅構内を中心に展開していたジューススタンドで、季節の果物やミルク、ヨーグルト、はちみつを合わせたフレッシュジュースを提供していました。
- 現在は13店舗を運営していますが、すべて8月末に閉店することになりました。
- 閉店する理由について、運営会社のJR東日本クロスステーションフーズカンパニーは、「経営改善の取り組みの一環として、幅広い業種・業態の整理、事業性を検討した結果、ハニーズバー事業の撤退が決まりました」と説明しています。
- 具体的な経営状況や撤退の詳細は明らかにしていません。
- ハニーズバーの閉店に対して、インターネット上では多くの惜しむ声が上がっています。
- ハニーズバーのジュースは「美味しかった」「元気になった」「思い出がある」という人が多く、最後に飲み納めしたいという人もいます。
- 一方で、「味が薄くなった」「変わった」「まずくなった」という人もいて、商品やサービスの質が低下したことが経営難に影響したのではないかという意見もあります。
- ハニーズバーは、2021年にシンガポールに海外進出したこともありましたが、2022年6月に閉店していました。
- 海外進出が失敗したことも経営状況に影響した可能性があります。
不動産バブル崩壊
- 中国の不動産市場がバブル崩壊の危機に直面している。
- 中国の不動産市場は、過去数年間にわたって急速な拡大を続けてきました。
- しかし、その裏では、過剰な借金や供給過多、価格下落などの問題が蓄積していました。
- 特に、不動産大手の恒大集団が巨額の負債を抱えて経営危機に陥り、破産の可能性が高まっています。
- 恒大集団は、中国国内だけでなく、海外にも多くの債権者や投資家を持っており、その債務不履行は中国経済だけでなく、世界経済にも深刻な影響を及ぼすと懸念されています。
- 中国政府は、恒大集団の問題をコントロールしようとしていますが、その対応は十分ではないと批判されています。
- 一方で、不動産市場のバブルを抑制するために、住宅ローンや購入制限などの規制を強化しています。
- しかし、これらの政策は、不動産市場の需要を減少させるとともに、消費者の信頼感や購買意欲も低下させています。
- 中国では、不動産は経済成長の重要なエンジンであり、消費や投資にも大きく影響しています。
- そのため、不動産市場の低迷は、中国経済全体に悪影響を与えると考えられます。
地下駐車場美術品
- 大阪府が所蔵する現代美術の彫刻作品105点が、府咲洲庁舎の地下駐車場で保管されている問題について、府が専門家チームを設置して活用や保全の方法を検討している。
- 府が所蔵する彫刻作品105点は、2007年から2017年にかけて、府立現代美術館の建設計画に伴って購入したもので、評価額は約2億2千万円とされています。
- しかし、美術館の建設計画は頓挫し、作品は2017年から府咲洲庁舎の地下駐車場で保管されていました。
- 作品は青いビニールで覆われた状態でフェンスを隔てて置かれており、適切な管理がされていないと指摘されています。
- この問題が報道されたことを受けて、府は専門家チームを設置して作品の活用や保全の方法を検討することにしました。
- チームには、美術評論家や美術館関係者などが参加しています。
- チームの初会合は18日に開かれました。
- 吉村洋文知事は会議の冒頭で、「今月中に地下駐車場の作品の移転に着手する」と表明しました。
- 移転先は別の府有施設ということです。
- チームでは、「市町村への譲渡や長期貸し出しを検討してはどうか」「大学で教育ツールとして使えるのでは」などの意見が出されました。
- 来年2月までに報告書をまとめる予定です。
- また、チームの一員である大阪府特別顧問の山本太郎氏は、「デジタル化して見られるようにすれば、処分してもいいのではないか」という考えを示しました。
- 山本氏は「作品自体よりもその意味や背景が重要だと思う」と語りました。
ブロック機能を廃止
- X(旧ツイッター)のオーナーであるイーロン・マスクが、Xで他のユーザーをブロックする機能を廃止すると発表した。
- ブロック機能とは、Xで特定のアカウントによる連絡や投稿の閲覧、フォローなどを制限する機能です。
- ブロックされたアカウントは、ブロックしたアカウントの投稿やプロフィールを見ることができず、ダイレクトメッセージやリプライも送ることができません。
- マスクは18日、Xでほかのユーザーから寄せられた質問に答える中で、ブロック機能は「意味がない」と述べ、ダイレクトメッセージ以外のブロック機能はなくなる予定だと明らかにしました。
- マスクは、ブロックに代わって「ミュート」機能を使うことを推奨しました。
- ミュート機能とは、Xで自分のタイムラインに表示されないようにする機能です。
- ミュートされたアカウントは、ミュートしたアカウントの投稿やプロフィールを見たり、ダイレクトメッセージやリプライを送ったりすることができます。
- マスクの発表に対して、Xの利用者からはさまざまな反応がありました。
- 一部の利用者はマスクの考えに賛同しましたが、多くの利用者はブロック機能が必要だと主張しました。
- ブロック機能がなくなると、嫌がらせや中傷などを受ける可能性が高まり、自分のプライバシーや安全性が脅かされるという懸念がありました。
- ブロック機能を廃止することには、法的な問題もあります。
- アップル社やグーグル社のアプリストアの規約では、ユーザー生成コンテンツやソーシャルネットワーキングサービスを含むアプリは、不適切な言動を行うユーザーをブロックする機能を備えている必要があると定めています。
- ブロック機能を削除したXがこれらの規約に違反した場合は、Xのアプリがアプリストアから削除される可能性があります。
海洋放出
- 岸田首相が福島第一原発の処理水の海洋放出に関する現場の状況を確認するために、20日に同原発を訪問すると発表した。
- 福島第一原発では、2011年の東日本大震災と原子力事故の影響で、大量の汚染水が発生しています。
- 汚染水は、放射性物質を除去する装置「ALPS」で処理されていますが、トリチウムなどの一部の物質は除去できません。
- 政府は、処理水の保管容量に限界があることから、2021年4月に海洋放出を決定しました。
- 海洋放出は、国際原子力機関(IAEA)などの国際的な安全基準に基づいて行われるとしています。
- しかし、海洋放出には反対や懸念の声も多くあります。
- 特に、漁業関係者や地元住民は、放射能への不安や風評被害への影響を懸念しています。
- また、韓国や中国などの近隣国も、日本の判断に対して批判的な姿勢を示しています。
- 岸田首相は、訪米中の18日に記者団に対し、「(放出時期について)国として判断すべき最終的な段階に至っている」と述べました。
- そして、「放出のための万全の対策がとられているか確認を行う」として、20日に福島第一原発を訪問することを明らかにしました。
- 岸田首相は、「東京電力の最高幹部が廃炉と復興に強い覚悟を持って進めているかどうか確認を行い、自らの思いも直接話したい」とも語りました⁵⁶。また、全国漁業協同組合連合会(全漁連)会長らとも面会し、理解を求める方針です。
- 政府は来週前半にも関係閣僚会議を開き、放出開始日を決定する予定です。
- 月内に放出する案が有力視されています。
手当て約100人
- 千葉市で開催されている音楽フェスティバル「サマーソニック」の会場で、熱中症の疑いで多数の人が体調不良を訴えた。
- 「サマーソニック」は、日本最大級のロックフェスティバルのひとつで、毎年8月に東京と大阪で同時開催されています。
- 今年は、ZOZOマリンスタジアムや幕張メッセなどで千葉市で開催されており、19日と20日の2日間にわたって約100組のアーティストが出演しています。
- しかし、19日は千葉市で猛暑となり、午後0時半ごろには最高気温が35.2度に達しました。
- この影響で、会場では熱中症の恐れがある人が相次いで救護所に運ばれました。
- 消防によりますと、およそ100人が体調不良を訴え、うち44歳の女性を含む2人が病院に搬送されました。
- その他の人は現場で点滴などの処置を受けたということです。
- 主催者は、会場内に水分補給や休憩スペースを設けるなどの対策を行っていますが、来場者に対しては帽子や日傘などの持参やこまめな水分補給などを呼びかけています。
- また、会場では熱中症対策グッズも販売されています。
コメント