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2023年8月23日のトレンド
梅毒爆増
- 中国政府がコロナ禍で団体旅行の渡航制限を解除した。
- その結果、日本に訪れる中国人観光客が増え、様々なトラブルや迷惑行為が発生しているという報道があります。
- 例えば、浅草寺の境内で水浴びをしたり、高価な包丁を買わずにトイレを借りたり、富士山で大麻を吸ったりする中国人がいたという話です。
- また、中国からの観光客が日本の風俗店に通うことで、梅毒などの性感染症が拡大する恐れもあると指摘されています。
緊急要請署名
- この話題は、福島第一原発の処理水の海洋放出に反対する署名活動。
- 処理水とは、原発事故で発生した汚染水をALPS(多核種除去設備)という装置で放射性物質を除去したものですが、トリチウムという放射性水素は除去できません。
- 政府は、処理水の保管スペースが限られているとして、海洋放出を決めましたが、漁業者や福島県民、国民の多くは反対しています。
- 漁業者との約束を守り、福島県民・国民合意のないALPS処理水の海洋放出は強行しないことを求める緊急要請署名は、ふくしま復興共同センターと原発をなくす全国連絡会が呼びかけたもので、オンライン署名やPDF署名用紙を使って署名を集めています。
ガソリン緩和策の延長
- 政府がガソリンや灯油などの石油製品の価格高騰に対応するために、補助金を延長することを検討している。
- 産経新聞が独自に報じた記事によると、岸田文雄首相は9月末に期限を迎える激変緩和措置という制度を10月以降も続ける方向で調整に入ったということです。
- 激変緩和措置とは、原油相場の急変による家計への負担を軽減するために、政府が石油元売り業者に補助金を支給し、ガソリンスタンドなどでの小売価格を抑える制度です。
- この制度は昨年1月から実施されていますが、9月末で期限が切れる予定でした。
- しかし、原油価格は産油国の減産措置などで高止まりしており、ガソリン価格も約15年ぶりの高値になっています。
- これにより、車が移動の中心の地方などでは家計に深刻な影響が出ています。
- 与党からも対策を求める声が強まっており、首相は自民党の萩生田光一政調会長に指示する予定だということです。
すべて自分の歯
- タレントのデヴィ夫人とモデルのみちょぱが、歯科検診啓発運動『健康ニッポン! プロジェクト』のアンバサダーに就任した。
- デヴィ夫人は、83歳にして28本すべて自分の歯であることを明かし、歯に対する高い意識とケア方法を語りました。
- デヴィ夫人は、1日に5回歯を磨き、家には歯ブラシを20本常備しているということです。
- また、日本人の歯の意識が低いと批判し、歯は人格やパーソナリティーを表す大事な部分だと訴えました。
異例の臨時休校
- 北海道北見市が熱中症の危険性を考慮して、小学校や義務教育学校を臨時休校にした。
- 北海道では、宗谷・釧路・根室地方を除くほとんどの地域で「熱中症警戒アラート」が発令されており、気温が高くなると予想されています。
- 北見市では、エアコンのない教室での授業が危険だと判断し、異例の措置をとったということです。
- 市内の小学校は全22校ありますが、17校が休校し、3校が繰り上げ下校しました。
- エアコンのある2校は通常通り授業を行いました。
- 中学校では休校はありませんでしたが、一部の学校で繰り上げ下校をしました。
- 北海道伊達市の伊達小学校で、22日体育の授業のあと小学2年生の女の子が熱中症の疑いで倒れ、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
- 女の子は水筒を持っていて水分補給はしていたということですが、気温が33.5℃に達するなど暑さが厳しかったようです。
史上最大の厳罰
- サッカーの天皇杯で浦和レッズの一部のサポーターが暴力や破壊行為を起こしたことに対する処分について、日本サッカー協会が検討している。
- 2日の名古屋グランパスとの4回戦で敗れた浦和側のサポーターが、試合後に相手チームのバスや警備員に暴行したり、施設を破壊したりしたということです。
- 協会はこの事件を重く見ており、来月初旬にも臨時の天皇杯実施委員会と理事会を開いて処分を決める予定だということです。
- 処分の内容には、浦和に対して来年度の天皇杯出場資格剥奪や制裁金などが検討されているとみられます。
- また、暴力や破壊行為をしたサポーターには、国内で開催される全ての試合への入場禁止や永久追放などが科される可能性もあるということです。
脅迫ファクス事件
- ネット経由でファクスを大量送信するサービスを利用して、全国の学校や企業などに爆破や殺害を予告する脅迫ファクスを送ったとして、警視庁が20代の男2人を逮捕した。
- 2人は「恒心教」という名前のネット集団に属しており、自己顕示欲や社会への影響力を誇示する目的があったとみられます。
- 2人は申込時に発信元を匿名化するシステム「Tor」を経由してアクセスしていたため、捜査が難航しましたが、ツイッターで知り合ったという情報や、別件で逮捕された佐藤容疑者の自宅から押収されたパソコンなどから証拠が見つかりました。
- この事件では、1~5月に延べ30万件以上の脅迫ファクスが送信され、多くの学校や企業などが業務に支障をきたしました。
- 警視庁は今後も被害の全容や動機などを詳しく調べるとともに、同様の事件の再発防止に努めるとしています。
元社長が激白
- 三菱重工業が開発していた国産初のジェット旅客機「MRJ」(現在は「スペースジェット」と改称)の計画が失敗した理由について、元社長の川井昭陽氏が語った。
- 楽天ブログやJBpressなどで紹介されています。川井氏によると、MRJの計画が破綻した原因は「たった1枚の書類のため」だということです。
- その書類とは、旅客機の安全性を証明するために必要な「型式証明」です。型式証明を取得するには、米国の航空当局(FAA)などから厳しい審査を受けなければなりませんが、三菱航空機の技術者たちはその難しさを甘く見ていたということです。
- 川井氏は、「飛行機を造ることと、安全性を証明していくことは違うことなのが分かっていなかった」と述べています。
- また、「謙虚さに欠けていた」とも指摘しています。
- 川井氏は、ボーイングやボンバルディアなどの経験豊富な外国人技術者を採用して型式証明の取得を目指したが、それでも不備が多く発生し、納期延期を繰り返したということです。
- 最終的には、採算性や市場性の問題もあり、開発事業から撤退することになりました。
学歴偏重主義
- 中学受験に向けて過度なストレスを抱える子どもたちや親たちの心身の健康について、小児科医が注意を呼びかけた。
- 中学受験は「親子の受験」とも呼ばれ、高い目標や厳しい競争にさらされます。
- その結果、子どもたちは円形脱毛症や下痢、吐き気などの症状を起こしたり、他人を虐めたりすることもあるということです。
- 親たちも「学歴偏重主義」に陥りがちで、子どもの本当の幸せや夢を見失ってしまう恐れがあるということです。
- 小児科医の成田奈緒子さんは、中学受験は子どもに合った環境選択であれば意義があるとしながらも、勉強以外の部分でも子どもの良い部分を認めてあげることや、中長期的な視点で子どもを見守ってあげることが大切だと訴えています。
パンドラの箱
- 中古車販売大手のビッグモーターが事故車の修理費用を水増しして保険金を不正に請求していた問題に関連して、同業のグッドスピードも同様の行為をしていた。
- グッドスピードは東証グロースに上場しており、SUVの販売に強みを持っています。
- 損害保険会社がビッグモーター以外の中古車販売会社の修理案件を再調査した結果、グッドスピードの一部の案件で疑義があることが判明しました。
- 金融庁に報告されたということです。
- グッドスピードは事務ミスなどの過失によるものだと主張していますが、故意かどうかや損保との癒着の有無などはまだ調査中です。
- この問題は、自動車修理業界全体に波及する可能性があり、保険料や消費者への影響も懸念されています。
- 政府や与党も厳しく追及する姿勢を見せています。
過去最高6割
- 夫婦の姓について「同姓である必要はなく、別姓であってもよい」と考える人の割合が過去最高の61.0%になったことや、「同性婚を法律で認めるべきだ」と考える人の割合が75.6%になった。
- 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が5年に一度行っている全国家庭動向調査の結果をもとにしています。
- この調査は昨年7月に1万6470世帯を対象に行われ、配偶者がいる女性5518人の回答が分析されました。
- 夫婦別姓や同性婚への賛成は、2008年以降の調査で増加傾向にあります。
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