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2023年9月1日のトレンド
通話機能搭載
- ツイッターを買収した米起業家のイーロン・マスク氏は、ツイッターに音声通話とビデオチャット機能を近く搭載する方針を明らかにした。
- マスク氏はツイッター上で「電話番号がなくても世界中の誰とでも話すことができるようになる」と投稿した。
- マスク氏はまた、利用者の間でメッセージを直接やりとりする「ダイレクトメッセージ」を新しくし、暗号化して秘匿性を高めると表明した。
- ツイッターの新しい機能は、マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXの衛星インターネットサービス「スターリンク」と連携する可能性がある。
無期限入場禁止処分
- 2日の天皇杯4回戦・名古屋-浦和戦で、浦和の一部サポーターがピッチ内に乱入し、名古屋サポーターに暴力や威嚇を行った事件が発生した。
- 日本協会は31日、臨時理事会を開き、サポーター17人に無期限の入場禁止、1人に5試合の入場禁止処分を決定した。
- 田嶋幸三会長は声明で「断じて許されぬ危険行為」と非難し、「レッズサポーターは日本一の規模を誇り、その応援で素晴らしい非日常空間をつくることができる、世界に誇るサポーターです。 そういう素晴らしい存在であるにもかかわらず、一部の心ないサポーターによって、楽しく、ワクワクするはずの観戦環境が、暴力や威嚇、破壊行為で侵されたことは極めて残念なことです」と述べた。
- 浦和は3日に対象者77人への処分を発表したが、映像確認の結果、さらに違反行為が判明したため、16日に報告した。
- 暴力行為や危険行為など計40件が確認されたという。
- クラブは「本事案は、これまで先人が紡いできた日本サッカーの歴史に泥を塗る愚行であり、これまで多くのサッカー関係者やファン・サポーターのみなさまの努力によって形成されてきた、スタジアム観戦への好意的なイメージを傷つけてしまったことはサッカー界、スポーツ界に身を置く者として痛恨の極みでございます」と謝罪した。
福田村事件
- この話題は、朝日新聞デジタルで掲載された映画評論の記事です。
- 記事では、関東大震災後に千葉県福田村(現野田市)で行商団が虐殺された事件を題材にした映画「福田村事件」について、映画評論家の秋山登さんが評価と考察を述べています。
- 秋山さんは、映画が歴史の全体像と細部を両方描いていることや、事件が持つ普遍性や教訓を伝えていることを評価しています。
- 「人間の集団心理や差別意識、暴力や威嚇のリスクなど、現代にも通じる問題を描いている」と指摘しています。
- 「歴史の闇を直視することで、自分たちの立ち位置や行動を見つめ直すことができる」と述べています。
時給1500円
- 岸田文雄首相は、最低賃金の全国平均時給を2030年代半ばまでに1500円とする目標を31日の「新しい資本主義実現会議」で表明した。
- 岸田首相は、「最低賃金審議会で毎年の賃上げ額についてしっかりとご議論をいただき、その積み上げにより、2030年代半ばまでに全国加重平均が1500円となることを目指してまいります」と述べた。
- 岸田首相はまた、中小企業などが賃上げできるように環境整備に取り組む考えを示した。
- 岸田政権は賃上げを最優先課題に位置づけ、今年10月以降は全国平均の最低賃金を時給1004円に引き上げることを決めているが、物価高を上回る賃上げにはさらに高い目標を掲げる必要があると判断したものだ。
阿波おどり
- 【速報】阿波おどり「プレミアム桟敷席」購入者へ席代20万円を全額返還へ 建築基準法違反のまま運営を謝罪という話題について、以下のように要約します。
- 今月12日から14日にかけて徳島市で開催された阿波おどりでは、1人20万円のプレミアム桟敷席が初めて設置されたが、この席が建築基準法に違反していたことが発覚した。
- 市の検査で、観覧席へ上り下りする外付け階段の通路幅や手すりの高さが基準を満たしていないことが指摘されたが、実行委員会は改善せずに客を受け入れた。
- 実行委員会は28日、公式ホームページにおわび文を掲載し、利用者に対して席代を全額返還すると発表した。
- 市の担当課は「違法状態との認識がなかった」と釈明したが、市長は「市民や利用者に申し訳ない」と陳謝した。
ハリボテ
- 読売新聞の記事やgooニュースの記事などで報じられたものです。
- 記事によると、奈良県警吉野署が、持ち運びできる速度違反自動取締装置(可搬式オービス)を模した紙製のダミー(かかしオービス)を作成し、交通安全のために使用しているということです。
- かかしオービスは、製造元の許可を得て本物そっくりに作られたもので、走行中の車からは見分けがつかないということです。
- 本物の可搬式オービスが回ってこない時や、人員が少ない時に活用されており、通行車両の速度を落とす効果があるとされています。
- 吉野署は、今後も本物と並行して使用していく考えで、「(取り締まり可能な)本物の場合もあるので、常にスピードは控えめに」と呼びかけています。
汚染水
- この話題は、野村哲郎農林水産大臣が、東京電力福島第一原発から海洋放出されている処理水のことを「汚染水」と発言したことに関するものです。
- 野村大臣は、31日夜、報道陣の取材に応じて、「処理水を汚染水と言い間違えたことを全面的に謝罪し、撤回したいと思います」と述べました。
- 野村大臣は、「(福島県民に)不快な思いをさせて申し訳ない」とも語りました。
- 野村大臣は、辞任する意向はないことを明らかにしました。
- 野村大臣の発言について、岸田文雄首相は「遺憾だ。 全面的に謝罪し、撤回するよう指示を出した」と述べました。
カンピロバクター
- この話題は、石川県津幡町の「大滝観光流しそうめん」という飲食店で、8月中旬に発生した集団食中毒事件に関するものです。
- この店では、夏の風物詩として、木窪大滝の湧き水を使って流しそうめんを提供していましたが、8月11日と12日に店でそうめんなどを食べた2歳から50代の男女24人が下痢や発熱などの症状を訴えました。
- 県保健所が調査したところ、流しそうめんに使っていた湧き水から、食中毒の原因となるカンピロバクターという細菌が検出されました。
- カンピロバクターは、鶏肉や牛乳などの動物性食品に付着していることが多く、生や不十分な加熱で食べると感染することがあります。
- 県は、さらに相談があった約500人についても食中毒の可能性があるか調査を進めています。
- これまでに93人が食中毒と確認されていますが、全員快方に向かっているということです。
- 店は、今年は7月の豪雨被害の影響で営業開始前に水質検査を行わなかったことをホームページで謝罪しています。
- 店の今年の営業は終了しています。
はげ山
- この話題は、福島市が山地に建設されている大規模な太陽光発電施設(メガソーラー)に反対する宣言を発表したことに関するものです。
- 福島市は、メガソーラーが災害や景観の問題を引き起こす可能性があるとして、「これ以上望まない」という姿勢を示しました。
- 福島市内には、県外の事業者が主体となって建設中を含めて26のメガソーラーがあり、東北電力原町火力発電所の6分の1に相当する電力を発生できるとされています。
- しかし、市西部の吾妻山麓では、豪雨で土砂流出が起きたり、森林が伐採されて山肌がむき出しになったりして、「はげ山」と呼ばれるようになりました。
- 特に、高湯温泉に近い先達山では、約60ヘクタールの広範囲で森林が切り開かれ、市街地からも目立つようになりました。
- この状況に対して、地元の住民や観光客からは失望や不満の声が上がっています。
- 福島市は、メガソーラーの設置に関するガイドラインを設けていましたが、事前協議では想定できなかった問題が発生したと認めました。
- 木幡浩市長は、「今後は地域と共存できる再エネをこれまで以上に推進したい」と述べました。
東北大
- この話題は、政府が世界トップレベルの研究大学を育成するために創設した「大学ファンド」の初の支援先となる「国際卓越研究大」の候補に、東北大が選ばれたことに関するものです。
- 東北大は、博士課程の学生や外国人研究者の数を増やし、学外者が参加する総合戦略会議を設置し、研究ユニット制度を導入するなど、具体的な数値目標を盛り込んだ改革案を提出しました。
- 東北大はまた、仙台市のキャンパスに次世代放射光施設「ナノテラス」を整備し、産学連携で半導体など成長分野の研究に力を入れることや、事業規模を現在の3倍以上に拡大することも目標として掲げました。
- 東北大は、東京大や京都大などを差し置いての選出について、記者会見した大野英男学長が「変革への意思や体制強化計画が評価された。 大変光栄であると共に身の引き締まる思いだ」と述べました。
- 東北大は、2024年度に正式に卓越大に認定されるまでに、文部科学省の有識者会議と計画の練り直しを進めるということです。
- 大野学長は、「日本の代表として必ず名前が挙がるようなトップ大学に早期になりたい。
- 世界をリードする研究大学を目指し、最終的な認定に向けて全学一丸となり力を尽くす」と語りました。
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