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2023年8月30日のトレンド
川崎市長
- 川崎市立の小学校でプールの水を張る際に誤って6日間も水を出しっぱなしにしたことにより、約190万円の損害が発生した。
- 市教委は、作業を担当した教諭と校長に過失があるとして、損害額の半分にあたる約95万円を2人に請求しました。
- 市長は「妥当な処分」とコメントしましたが、この判断に対しては賛否両論があります。
- 賛成派は、教諭や校長が自分のミスで市民の財産に大きな損害を与えたことを認めて責任を取るべきだと主張します。
- また、税金で全額を負担することは公平ではないという意見もあります。
- 反対派は、教諭や校長が業務上のミスに対して個人負担させることはおかしいと考えます。
- また、教員の精神的負担や労働意欲の低下、教員不足の加速などのリスクも指摘します。
- さらに、プール管理の仕組みやマニュアルの不備、テクノロジーや外注化などの解決策も提案されています。
国内全工場停止
- トヨタ自動車が部品の発注などを管理する社内システムに不具合が発生し、8月29日朝から国内14工場の28ラインの稼働を停止したというものです。
- システムの不具合は28日夜に発覚し、復旧のめどは立っていないという²。トヨタは原因を調査しており、サイバー攻撃ではないとみている。
- この事態により、トヨタの生産能力や販売に大きな影響が出る可能性があります。
- トヨタは国内で1日あたり約1万台の車を生産しており、その約9割が海外向けです。
- また、トヨタは今年度の国内生産計画を約300万台としており、これまでに約150万台を生産しています。
- しかし、部品不足やコロナ禍などの影響で生産計画に遅れが出ており、今回の稼働停止はさらに状況を悪化させる恐れがあります。
中国人排斥
- ジャーナリストの江川紹子氏が、中国人旅行客らに向けられた飲食店の看板について、新たな中国人排斥だと批判し、日本の利益にも逆行すると懸念を表明した。
- 看板には「中国人へ。当店の食材は全て福島県産です」と書かれており、これは東京電力福島第一原発の処理水放出に反対する中国側の反日感情をあおるものと見られています。
- この看板に対しては、ネット上で様々な意見が飛び交っています。
- 一部の人は、中国人に対する皮肉や嫌がらせだと非難し、日本のイメージを悪くすると指摘しています。
- 一方で、他の人は、福島県産の食材を応援すると称賛し、中国人に対する不信感や怒りを表明しています。
新・ウッドショック
- 木材業界で今年6月と8月に相次いで発生した大型倒産。
- 新潟県のイタヤ（株）と長野県の征矢野（そやの）建材（株）が民事再生法の適用を申請し、負債はそれぞれ約35億8500万円と約65億2000万円に上りました。
- これらの企業は、製材やプレカット加工を行う地場大手として知られており、地域の木材・建材市場での存在感は大きかったといいます。
- 記事によると、倒産の原因は、それぞれが抱えていた固有の経営問題による部分も大きいとされています。
- イタヤは、採算低迷による業績不振に加え、株取引の運用失敗や不適切な会計操作などで多額の損失が発生したことが明らかになりました。
- 征矢野建材は、新事業として進めた木質バイオマス発電事業で、発電に使うウッドチップの確保が困難になり、多額の支払い義務が生じたことが痛手となりました。
- しかし、記事はまた、これだけの大型倒産が同じタイミングで発生したことは、木材価格が落ち着きつつある今、業界全体のリセッション（景気の後退局面）が始まった兆しと感じていることを示唆しています。
- 木材業界は2021年初旬から“ウッドショック”と呼ばれる世界的な木材価格の高騰に見舞われましたが、その影響は業界や商流での立ち位置によってさまざまでした。
- 一部の業者は在庫価格が数倍にも跳ね上がり、好業績を収めましたが、他の業者は仕入価格が上昇して利益が圧迫されました。
過去最少
- 厚生労働省が29日に公表した人口動態統計の速報値によると、2023年上半期（1～6月）に生まれた赤ちゃんの数（出生数）が、前年同期と比べて3.6％少ない37万1052人だったというものです。
- これは、統計開始以来の過去最少であり、少子化に歯止めがかからない状況を示しています。
- 記事によると、出生数の減少には、結婚しない人や結婚年齢が高くなる傾向のほか、新型コロナウイルス感染症の拡大による出産控えなどが影響している可能性があるとされています。
- また、出生数が減少する一方で、死亡数は2.6％増の79万7716人となり、自然減は42万6664人となっています。
- このままのペースでいくと、2023年通年の出生数も2022年と同様に80万人を割り込み、過去最少を更新する恐れがあります。
渋谷で爆発
- 東京・渋谷の飲食店でカセットコンロのガスボンベが爆発し、従業員の男性2人が軽傷を負った。
- 事故の発生
- 29日午後4時半すぎ、渋谷区神泉町の5階建てビルの1階部分にある飲食店で爆発があり、110番通報が入りました。
- 現場は京王井の頭線の神泉駅から約150メートル離れたマンションやスーパーが立ち並ぶ場所です。
- 事故の原因
- 爆発の原因は、開店前の仕込み中にカセットコンロのガスボンベが爆発したことだと判明しました。
- 店内では、カセットコンロの上で鉄製の入れ物に木炭を入れてあぶっていたとみられます。
- 事故の影響
- 火はすぐに消し止められましたが、店内にいた30代の男性従業員2人が顔や首などに軽いやけどをしました。
- 事故による店舗やビルの損壊はなく、周辺にいた人や他の車両などにも被害はありませんでした。
乳がんを公表
- 歌手のブラザー・コーンさんが自身のインスタグラムで乳がんであることを公表した。
- ブラザー・コーンさんの病状
- ブラザー・コーンさんは、左胸にしこりができたことをきっかけに病院で検査を受けたところ、乳がんと診断されたと報告しました。
- 乳がんは男性では非常にまれな病気であり、ブラザー・コーンさんも「自分でも寝耳に水でした」と驚きを表明しました。
- 現在のところ、乳がんの症状はステージ2であり、早期発見できたため、命に別状はないと主治医から告げられているという。
- ブラザー・コーンさんの治療方針
- ブラザー・コーンさんは、この現実を真摯に受け止め、この乳がんの治療に専念することにしたと述べました。
- 抗がん剤治療の副作用があまりにもひどい場合を除き、体調次第で仕事はできる限りやる方向でいくとした。
- 9月に開催を予定していたバブルガム・ブラザーズ40周年ライブは中止となった。
- ブラザー・コーンさんのメッセージ
- ブラザー・コーンさんは、ファンや関係者に謝罪と感謝の言葉を述べました。
- 「人生は死ぬまで試練だと思い、乗り越えてみせます」と決意を表明しました。
社長辞任
- ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏（2019年に死去）による性加害問題について、事務所が設置した外部の有識者による「再発防止特別チーム」が調査報告書をまとめ、8月29日に事務所側に提出した。
- 報告書の内容
- 報告書は、喜多川氏が1950年代から2010年代半ばまでの間、ジャニーズJr.と呼ばれる所属する未成年男性タレントらに対して、性加害を繰り返していたことを認定しました。
- 被害者の数は少なく見積もっても数百人に上ると推定されています。
- 報告書はまた、喜多川氏の性加害が明らかになったにもかかわらず、事務所の役職員が黙認したり否定したりして、適切な対応をしなかったことを問題視しました。
- さらに、喜多川氏のめいで現社長の藤島ジュリー景子氏については、社会からの信頼を回復するためには代表取締役社長からの辞任を含む解体的出直しが必要だと厳しく指摘しました。
- 事務所の対応
- ジャニーズ事務所は8月29日、報告書を受け取ったことを公式サイトで報告し、ファンや関係者に謝罪と感謝の言葉を述べました。
- また、調査結果を踏まえて記者会見を開く方針を明らかにしました。
海が変色
- 東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に関するデマがSNSで拡散されたことについて、韓国政府が事実確認を行い、デマであると公表した。
- デマの内容
- デマは、処理水の海洋放出が始まった直後に、原発周辺の海の色が黄色く見えるようになったという写真を添えてSNSで拡散されました。
- 写真は、海の色が通常とは異なり、黄色や茶色に変色しているように見えるものでした。
- デマは、処理水に含まれる放射性物質が海洋生態系に影響を与えていることを示唆するものでした。
- 韓国政府の対応
- 韓国政府は、デマが拡散されたことを受けて、東京電力に事実関係を問い合わせて回答を得ました。
- 東京電力からの回答によると、写真は24日午後1時5分ごろに撮影されたものであり、処理水が海に到達した午後1時13分より前だったことが分かりました。
- また、写真で見られる海の色の変化は、潮の流れが強いことによる自然現象であり、福島の海ではよく見られるものだったことが分かりました。
- 韓国政府は、これらの事実を踏まえて、「処理水放出で福島の海が変色」はデマであると公式に発表しました。
- さらに、今後も虚偽情報を確認した場合は国民に知らせていくという方針を示しました。
不起訴
- プロ野球の西武ライオンズに所属する山川穂高選手が、女性に対する暴行の疑いで書類送検された事件について、東京地検が嫌疑不十分で不起訴処分とした。
- 事件の経緯
- 事件は、2021年6月に東京都内のホテルで発生しました 。
- 山川選手は、インターネット上で知り合った女性とホテルで会った際に、女性の首を絞めたり、頭を壁に打ちつけたりしたとして、警視庁に暴行容疑で書類送検されました 。
- 山川選手は容疑を否認し、「プレイの一環だった」と主張しました 。
- 地検の判断
- 東京地検は、女性の証言や医師の診断書などを検討した結果、山川選手が暴行を加えたことを立証する十分な証拠がないと判断しました。
- また、女性が被害届を取り下げたことも考慮し、山川選手を嫌疑不十分で不起訴処分としました。
- 西武の対応
- 西武ライオンズは、山川選手が不起訴処分となったことを受けて、公式サイトで報告し、ファンや関係者に謝罪と感謝の言葉を述べました。
- また、山川選手に対しては厳正な処分を行う方針を示しました。
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