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2023年7月31日のトレンド
未解決のまま28年
- 東京・八王子市のスーパーナンペイで、女子高生ら3人が射殺された未解決事件。
- この事件は、1995年7月30日に発生し、犯人や動機は未だに分かっていません。警視庁は、新たな情報提供を求めています。
- 1995年7月30日午前11時すぎ、八王子市口田沢の国道121号沿いにあるスーパーナンペイ大和田店の事務所で、アルバイトの女子高生・矢吹恵さん(当時17歳)と前田寛美さん(当時16歳)、従業員の稲垣則子さん(当時47歳)が何者かに拳銃で頭を撃たれて殺害された。
- 現場には拳銃弾3発と薬莢2個が残されていた。
- 拳銃は.38口径の回転式拳銃で、犯人は1発を残して持ち去ったとみられる。
- 現場には犯人の足跡や指紋などの物的証拠は見つからなかった。
- また、目撃者や関係者から得られた情報も有力な手がかりにつながらなかった。
- 犯人の目的や動機は不明である。
- 現金や貴重品などの強盗目的ではないと考えられる。
- また、被害者と犯人との間にトラブルや因縁があったという証言もない。
- 事件後、警視庁は捜査本部を設置し、全国に指名手配書を配布したり、懸賞金制度を導入したりしたが、犯人検挙には至らなかった。
- 事件から30日で28年が経過したが、捜査本部は解散せずに引き続き情報収集や分析を行っている。
- また、警視庁は新たに動画やポスターを作成し、インターネットや大型ビジョンで情報提供を呼びかけている。
- この事件は、日本の未解決事件の中でも特に有名であり、多くの人々に衝撃を与えました。被害者の遺族や友人は、犯人が早く捕まってほしいと願っています。
700万枚程度の前売り券の購入
- この話題は、2025年に大阪・関西で開催される国際博覧会(万博)の入場券に関するものです。
- 万博を運営する日本国際博覧会協会は、入場券の販売総数を2300万枚と想定し、そのうち700万枚を前売り券として経済界に呼びかける計画を検討しています。
- これは、万博の運営費を入場券収入で賄うために、早期に収入の見通しを立てたいという狙いがあるからです。
- 万博の入場券は、大人(18歳以上)の基本料金が7500円で、18歳未満は割引料金が適用されます。
- しかし、前売り券や通期パスなどの特別なプランを利用すれば、よりお得に万博を楽しむことができます。
- 例えば、開幕前に購入する一日券は大人6000円で、開幕後に購入するよりも1000円安くなります。
- また、通期パスは大人3万円で、会期中に何度でも入場できます。
- 前売り券や通期パスは、2023年内に発売される予定です。
- 購入方法は、スマートフォンやパソコンから電子チケットとして購入できるほか、旅行代理店や各種プレイガイドからも購入できます。
- ただし、来場にあたっては、来場日時予約が必要となります。
貿易保険検討
- この話題は、2025年に大阪・関西で開催される国際博覧会(万博)の海外パビリオンの建設に関するものです。
- 海外パビリオンとは、参加する約50の国や地域が自らの文化や技術を紹介するために建設する展示施設です。
- しかし、海外パビリオンの建設準備は、建築資材の高騰や人手不足などで遅れており、まだ一つも着工していないという状況です。
- この問題を解決するために、経済産業省は、海外パビリオンの建設を日本の建設会社が代行することを提案しています。
- その際に、建設会社が海外からの代金未払いなどのリスクに直面しないように、新たな貿易保険を設ける方向で検討しているということです。
- 貿易保険とは、輸出入や海外投資などに伴う損失を補償する保険制度で、日本では日本貿易保険(NEXI)が運営しています。
- 経済産業省は、NEXIに万博用の特別な貿易保険を創設するよう要請しており、来週にも発表する見通しです。
- この貿易保険の導入は、海外パビリオンの建設を促進し、万博の成功に寄与すると期待されます。
- しかし、一方で、海外パビリオンのデザインが簡素化されたり、日本側が多くの費用を負担したりすることになる可能性もあります。
- また、万博協会が提案した建設代行案に対して、参加国や地域がどのように応じるかも不透明です。
核兵器使用
- この話題は、ロシアのメドベージェフ前大統領が、ウクライナによる反転攻勢が成功した場合にはロシアが核兵器を使用する可能性があると発言したことに関するものです。
- この発言は、ウクライナとロシアの間の緊張を高めるものであり、国際社会からの批判や警告を招いています。
- ウクライナとロシアの間では、2014年から領土紛争が続いています。
- ウクライナ東部のドネツク州とルハンスク州では、ロシアに寄り添う分離主義勢力が武装蜂起し、ウクライナ政府と対立しています。
- ロシアはこれらの勢力に武器や人員を供給しており、ウクライナ政府はロシアの侵略と非難しています。
- また、ロシアは2014年にウクライナ南部のクリミア半島を併合し、国際的に非難されました。
- 2023年6月から、ウクライナ政府は反転攻勢を開始し、分離主義勢力を押し返しています。
- これに対して、ロシアはウクライナ国境付近に軍事力を増強し、核兵器の使用も辞さない姿勢を示しています。
- メドベージェフ前大統領は、30日にソーシャルメディアに投稿し、「仮にウクライナによる反転攻勢が成功すれば、ロシアは核兵器を使用せざるをえなくなる」と述べました。
- 彼は政府内で強硬派として知られており、これまでも核兵器に言及してきました。
- この発言は、ウクライナとロシアの間の紛争をさらにエスカレートさせる恐れがあります。ウクライナ政府はこの発言を非難し、「ロシアは核戦争を引き起こそうとしている」と主張しました。
- また、米国や欧州連合(EU)などの国際社会もこの発言に懸念を表明し、「ロシアに対する制裁や圧力を強化する」と警告しました。
巨大「X」看板
- 米実業家イーロン・マスク氏がツイッターのブランド名を「X」に変更したことに合わせてサンフランシスコ本社に設置した巨大なロゴ看板に関するものです。
- この看板は、明るすぎると近隣住民から苦情が出ており、市の建築検査当局も規則違反の可能性があるとして調査を開始しました。
- この看板は、7月28日にツイッター本社の屋上に設置されました。
- 夜間には青色に光り、周囲に強い光を放ちます。週末には地元市民がストロボのように点滅する巨大な看板をビデオで撮影する姿も見られました。
- しかし、この看板は近隣住民の睡眠や生活に影響を与えており、多くの苦情が寄せられています。
- あるユーザーはロゴの動画とともに「あなたの寝室の向かいにこのサインがあると想像すると、激怒するだろう」と投稿しました。
- 別のユーザーも「配慮のなさにはただ驚くばかり」と書き込みました。
- 一方、市の建築検査当局は、この看板設置が規則に違反している可能性があるとして調査を開始しました。
- 検査当局は報告書で、看板を検査しようとする職員に対し同社が屋上への立ち入りを2回にわたって拒否したと指摘しました。
- 担当者はロゴが一時的なものだと説明したということです。
ハッキング
- Curve Financeとは、ステーブルコインや同価資産の取引に特化した分散型取引所で、流動性プールを提供しているDeFi(分散型金融)サービスです。
- 2023年7月31日、Curve Financeの複数の流動性プールがリエントランシー(再入可能)の脆弱性を悪用されたと発表されました。
- リエントランシーとは、スマートコントラクトに何度も入り込んで、送金などの操作を繰り返す攻撃手法です。
- 推定被害額は約58億円(4,100万ドル)で、JPEGd(pETH-ETH)、Metronome(sETH-ETH)、Alchemix(alETH-ETH)などのプロジェクトの流動性プールが影響を受けました。
- また、Curve FinanceのガバナンストークンであるCRVとラップドイーサ(WETH)も約29.7億円(2,100万ドル)分が流出しました。
- 原因は、プログラミング言語「Vyper」の特定のバージョンにあるリエントランシーロックの誤動作であることが判明しました。
- Vyperはバージョン0.2.15、0.2.16、0.3.0に脆弱性があることを認めており、調査を継続しています。
- 攻撃に使用されたウォレットは大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスから資金提供されているという主張もありますが、真偽は不明です。
- バイナンスのCEOであるCZ氏は、状況を注視しているとツイートしています。
台風こっち
- 台風6号は、今後、発達しながら北上し、8月1日(火)には「非常に強い」勢力になる見込みです。
- 台風6号は暴風域を伴って、31日(月)から8月1日(火)頃に沖縄地方や奄美地方にかなり接近する恐れがあります。
- 台風の進路が自分の住んでいる地域に向かっていることを表す言葉です。
懲役23年の判決
- 2021年10月31日の夜に発生しました。京王線の特急電車で、服部恭太被告(当時25歳)がナイフで乗客の男性を刺し、ライター用オイルをまいて火を付けました。
- 男性は重傷を負い、一時心肺停止になりましたが、一命を取り留めました。
- 他の乗客12人も殺害しようとしたとして、被告は殺人未遂罪や現住建造物等放火罪などに問われました。
- 被告は犯行時に映画「バットマン」の悪役ジョーカーの格好をしており、自殺願望があったと供述しました。
- また、小田急線で起きた刺傷事件を参考にして計画したとも語りました。
- 被告は裁判で起訴内容の一部を否認しましたが、検察側は懲役25年を求刑しました。
- 2023年7月31日、東京地裁立川支部(竹下雄裁判長)は裁判員裁判で、被告に懲役23年の実刑判決を言い渡しました。
- 裁判長は「社会通念上許される限度を超えた凶悪な犯行であり、被害者や遺族の心情は甚だ重い」と述べました。
- また、「被告は自分の人生に絶望していたが、反省や改善の余地がある」とも指摘しました。
- この事件は多くの人々に衝撃を与えました。電車内での安全や防犯対策について改めて考えるきっかけになりました。
- また、ハロウィーンや映画という文化的な要素も関係していたことから、社会的な影響も大きかったと言えます。
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