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2023年8月5日のトレンド
ゴキブリ
- セブンイレブンは、埼玉県内で販売されたおにぎり「梅香る混ぜ飯おむすび 紀州南高梅」にゴキブリが混入していたと発表しました。
- このおにぎりは、埼玉県内の工場で製造され、8月3日から4日にかけて、約370店舗で販売されていました。
- 4日には、2組の客から「ゴキブリが入っていた」との申し出があったということです。
- セブンイレブンは、同じ工場で作られたおにぎりはすでに店頭から撤去し、販売済みのものに関しては自主回収するとしています。
- また、該当工場については、製造ラインを停止した上で洗浄・殺菌、防虫業者による緊急点検・燻蒸処理などを実施したとコメントしています。
- セブンイレブンは、「多大なご迷惑、ご不快な思いをおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。一層の品質管理を強化・徹底し、再発防止に努めてまいります」と謝罪しています。
- この事件に対するネットの反応は様々ですが、多くの人はショックや怒りを表明しています。
- 一方で、「ゴキブリが入っているのが分かる方がまだマシ」という意見や、「ゴキブリは栄養価が高い」というジョークも見られます。
人間と結婚
- 羽生結弦さんは、フィギュアスケート男子で冬季オリンピック2連覇を達成したプロスケーターです。
- 仙台市出身で、現在はカナダに拠点を置いています。
- 羽生さんは4日夜、自身の公式交流サイトで入籍したことを発表しました。
- 相手の方については「お互いに尊敬し合える関係」と述べましたが、詳細は明かしませんでした。
- 羽生さんの結婚報告に対して、国際オリンピック委員会(IOC)の日本語公式サイトやスケート界の仲間から祝福のコメントが寄せられました。
- また、ネット上でもファンや一般の人々から驚きや喜びの声が多数上がりました。
- 出身地の仙台市でも、羽生さんの結婚を祝う声が聞かれました。仙台市役所では、羽生さんの写真やメッセージが飾られたパネルが設置されており、市民や観光客が記念撮影をしていました。
- 仙台市青葉区にある羽生さんの母校・東北高校では、校長や教員、生徒たちが祝福の言葉を述べました。
- また、仙台市内のスケートリンクでは、羽生さんと同じくスケートを楽しむ子どもたちが「幸せになってほしい」と願っていました。
国連専門家
- ジャニーズ性被害問題とは、ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏が、所属タレントに対して性的虐待を行っていたという疑惑のことです。
- この問題は、今年3月に海外メディアが報じたことで日本でも注目されるようになりました。
- 国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会は、この問題について調査を行うために7月下旬から来日し、被害者や関係者から聞き取りを行いました。
- そして、8月4日に記者会見を開き、その結果を発表しました。
- 作業部会の専門家は、ジャニーズ事務所のタレントが絡むセクシュアル・ハラスメント被害者との面談では、「同社のタレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれるという、深く憂慮すべき疑惑が明らかになった」と述べました。
- また、「日本のメディア企業は数十年にもわたり、この不祥事のもみ消しに加担したと伝えられている」とも指摘しました。
- 作業部会は、政府や企業が人権上の義務と責任にどう取り組んでいるかを調査するという目的で来日しており、ジャニーズの性加害問題だけではなく、他の分野や業界における人権問題についても言及しました。
- 作業部会は来年6月に最終報告書を提出する予定です。
- ジャニーズ事務所は、この問題に対して「作業部会の見解を厳粛に受け止め、被害を申告されている方々と真摯に向き合い、丁寧に対話を続けていきたい」とコメントしました。
- また、「外部専門家による再発防止特別チーム」による提言が8月末頃になる見込みと発表しました。
インフルエンサー
- ニューヨークで人気インフルエンサーがゲーム機を無料配布したところ、数千人が殺到し暴徒化しています。
- このインフルエンサーは、カイ・セネットという名前で、動画配信サイトやユーチューブでゲーム実況などをしている人です。
- 彼は自身のSNSに、4日の午後3時からユニオンスクエアでゲーム機やソフトなどを無料で配ると投稿しました。
- この投稿を見た若者たちは、ゲーム機を手に入れようとして、ユニオンスクエアに集まりました。
- しかし、配布されるゲーム機の数は限られており、先着順ではなく抽選で決めるということが分かりました。
- それに不満を持った人たちが暴れ始め、警察と衝突する事態に発展しました。
- 警察によると、群衆は約2万人に達し、一部は警察官に暴行を加えたり、ペンキ缶や花火などを投げつけたりしたということです。
- また、周囲の車や店舗にも被害が出ました。
- 警察は約40人の警察官を負傷させた容疑で65人を逮捕しました。
- その中にはカイ・セネットも含まれていました。
- カイ・セネットは、自分の行為について謝罪しましたが、同時に「自分はただゲーム好きの人々に楽しんでもらおうと思っただけだ」と弁明しました。
- 彼は不法集会や暴動扇動などの罪で起訴される見込みです。
- この事件に対するネットの反応は様々ですが、多くの人はカイ・セネットの無責任さや危険さを非難しています。一方で、「彼は悪気がなかっただけだ」という意見や、「ゲーム機が欲しい気持ちは分かる」という同情的なコメントも見られます。
値上げの波
- ふるさと納税とは、自分の住んでいる自治体以外に寄付をすることで、所得税や住民税の控除を受けられる制度です。
- 寄付した自治体からは、地元の特産品などが返礼品として送られます。
- しかし、このふるさと納税の返礼品にも、物価高や原材料不足などの影響で値上げが起きているということです。
- 例えば、群馬県前橋市では、2023年の返礼品の約10~20品目が値上げされました。
- イチゴは約2000円値上がりしました。
- 兵庫県高砂市では、2023年の返礼品14品目が値上げされました。
- 牛肉は約5000円値上がりしました³。
- また、2023年10月からは、ふるさと納税のルールも厳格化される予定です。
- これまで経費としてカウントされなかった費用が追加されたり、返礼品として認められる地場産品の基準が厳しくなったりします。
- これにより、返礼品の減量や寄付金額の増額が起こる可能性があります。
在留資格ない子ども
- 日本で生まれたが強制送還対象に、在留資格ない子ども140人に異例の「在留特別許可」へというのは、政府が人道的な配慮から、日本でしか暮らしたことのない外国人の子どもに在留資格を与えるという方針を発表した。
- この方針は、今年の通常国会で成立した改正出入国管理法により、難民認定申請中でも強制送還が可能になったことに伴うものです。
- 在留特別許可の対象となる子どもは、日本で生まれた18歳未満で、小学校か中学校に在学しており、日本での生活を希望しているという条件を満たすものです。
- また、親が不法入国や重大な犯罪歴がある場合は除外されます。
- 対象者は約140人で、親を含めると数百人規模になる見込みです。
- 在留特別許可を得ると、「定住者」や「特定活動」などの在留資格が与えられます。
- これにより、働くことや国民健康保険に加入することが可能になります。
- また、居住する都道府県から移動することも自由になります。
- 政府はこの方針を4日に斎藤健法相が記者会見で表明しました。
- 斎藤法相は、「子どもたちの将来を考えて、一定の救済措置を講じるべきだと判断した」と述べました。
- また、「今回の特例は一過性のものであり、今後は改正法に基づいて厳正に審査・処分を行っていく」と強調しました。
大阪教育大
- 大阪教育大学が開発したシステムは、授業中に学生が居眠りしていないかなどをサーモグラフィーと人工知能(AI)で検出するものです。
- このシステムは、授業の内容の改善に役立つと注目されています。
- サーモグラフィーは、温度を感知するカメラで、人の体温や動きを捉えることができます。
- AIは、サーモグラフィーの画像を分析し、「座る」「立つ」「居眠りする」などの行動を判別します。
- このシステムは、教室に設置されたサーモグラフィーとAIを連携させることで、教室内の状況をリアルタイムで把握することができます。
- このシステムの開発者である仲矢史雄教授は、「子どもたちの集中力や興味の度合いを客観的に評価することができる」と述べています。
- また、「子どもたちを監視するのではなく、教員が授業の改善に活用できるツールとして提供したい」とも語っています。
- このシステムは、今年3月から大阪教育大学の附属小学校や中学校で実証実験が行われており、今後は他の学校や教育機関にも広めていく予定です。
電車が電柱と接触
- JR東海道線、横須賀線が運転見合わせ 電車が電柱と接触して停電かというのは、5日夜に神奈川県鎌倉市で起きた事故のことです。
- JR東海道線の上り電車が何らかの理由で電柱に接触し、電車内が停電したということです。
- この影響で、東海道線や横須賀線の上下線で運転を見合わせる事態になりました。
- JR東日本によると、事故は9時24分ごろに発生しました。
- 現場はJR大船駅から南西約700メートルの線路内です¹。乗客からは「電車が電柱に接触して電車が止まっている」との110番通報がありました。
- 大船署によると、けが人の情報はないということです。
- JR東日本は、安全確認が必要になったとして、午後10時半現在、東海道線や横須賀線の上下線で運転を見合わせていました。
- 運転再開の見通しは立っていませんでした。
- JR東日本は、「多大なご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
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